地震がおきた。

 

テレビから流れる惨状には言葉がありません。

ひとりでも多くの方が救出されるよう祈るばかりです。

 

11日(金)

地震発生時は調布で仕事中でした。

その夜は帰る手段がなく、その場でそのまま一晩を過ごす。

 

12日(土)

早朝、どうにか南武線沿線まで出て、

甲州街道沿いを歩いたり、車を利用したりでどうにか無事に帰宅。

翌日の乙女文楽公演は延期に。

商店街に貼らせて頂いたチラシに公演延期のお知らせを貼り歩く。

 

13日(日)

『ちょうど今頃、人形と舞台に立っているはすの時間だな…』と思いながらすごす。

稽古をしていた日々には、この時間に家にいるなんて夢にも思わなかった。

夕方はチラシをはがしに再び商店街へ。

いつもと変わらない商店街の活気にちょっとほっとする。

うっかりティッシュペーパーをきらしてしまって鼻たれ状態だったので

ドラッグストアに寄ったら、数軒回っても全く紙類が(キッチンペーパーに至るまで)買えず。

どうにか高級ティッシュペーパー(なめらかな使い心地っていうやつ?)1箱をゲット。

電池やインスタント食品の空の棚をみてじんわりと怖くなる。

夜遅くに翌朝から首都圏は輪番停電がはじまりまるというニュース。

午前2時になっても東京電力の割当て時間電話はつながらず。

 

14日(月)

何か非常事態がおきたら自分でどうにかする力は少ないだろうなーとは思っていたけれど、

これだけ電気に頼っていたのかと改めて痛感。

 

電気がないと、日常生活だけではなく仕事にもならない。

 

それに、人間っていつのまにか 電車とか車とかで 日常的に遠距離移動が

当たり前になっていたんだなー。

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