☆ 2012.09.11 TUE ☆
9月24日まで、国立劇場にて文楽九月公演中ですが、床山さん(人形の髪結い専門家)より本番後の髪の結い直しを見ますか?という連絡が乙女文楽にあり、一緒に見学をさせて頂きました。
なぜ髪を結う人に"床"がつくのかは知らないけれど、きっと「床屋」さんの「床」も同じかな。
~髪をおろす~ という表現はある意味、鬼気迫る感情のインパクトがある!そぉいえば、出家したり、失恋したり、わーっとなって掻きむしったり、気合いを入れてイメチェンしたり、まずいことしちゃって謝ったり、などなど、一番わかりやすいビジュアル・チェンジのひとつだと思う。それだけ髪っていろいろな想いがこもる部分なのかも。
それにしても、受け継がれてきた"技術"ってすごいなぁ。
知識だけではなくって、人が何十年も携わることで磨かれる「感覚」的な部分は一朝一夕では成せない"業(わざ)"です。そんなお仕事を見せて頂ける事に感謝。
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